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パーソナルキャリアコーチ石川英明のブログ
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キャリアの考察を軸に、気の向くままにテーマを選んで思考を深めていくブログです。
“就職活動”についての議論
category : キャリア・就職・転職
最近「新卒一括採用」についての議論がtwitter上などでも
活発にされており、私も意見を求められることも増えてきました。
総合商社が採用時期を遅らせるというようなことも、
新聞記事になっていましたね。(そんなことをしても、
就活の長期化を招くだけだと思うんですが・・・)
今日はいつもとちょっと違って「就活」「採用」についての
私見を述べたいと思います。
■日本の採用活動の問題点
結論から言うと、私は「フィードバックがない」ということが問題であり、
とにかく全企業に面接等に対するフィードバックを義務化して欲しい、
そう強く思っています。
就活生が、就活に疲れてしまう最大の理由の一つは
「何がダメなのか分からない」「何を直したら良いか分からない」
ということです。
大学受験であれば模試があり、自分の今のレベル感を掴む
ことができます。その上、どの問題を間違えており、
今後どういう勉強が必要かということも自分で分かります。
しかし、就職活動の面接においては
1次面接を通過した理由も、2次面接で落とされてしまった理由も
全く分からないまま「お祈りメール」だけが届く、
そういう状況がずっと続いています。
この状況では、学生のほうは何がダメなのか、
何がよかったのか、何も分からずに途方に暮れるしかありません。
一企業の採用効率だけ考えれば、フィードバックなど手間の
かかることをしていられない、というのはそうだろうと思います。
しかし日本人として、国益を考えたら、
「日本の大人が」将来を背負う「日本の若者のために」
みんなで育てていこう、そういう意識を持つことは
とてもとても大切なハズです。
具体的には
・何を評価して通過させたのか
・何が足りなくて落としたのか
-社風などの相性の問題なのか
→だとすればどういう企業が向いてそうと思ったのか
-能力的に何かが不足していたのか
→では、どうやって伸ばしていけばいいと考えているか
といったことをフィードバックする。
少なくとも経団連加盟企業は、全社義務化して欲しいくらいです。
「採用時期を遅らせる」なんて、実際の効果の薄いことを
やってもしょうがないのです。
いたずらに就職活動の期間を長くしてしまうだけです。
このメルマガは、人事の方なども読んでいる方がいるようなので、
ぜひあなたの会社から今年の採用活動から変えていって欲しい、
強くそう思います。
■学生側の意識の問題
今の就職難の状況で、その責任を学生の側に求めるのは酷だと思いますが、
学生側にも全く問題がないわけではありません。
私はコンサルタントとして、経営者の方とお話しする機会もありますが、
一企業の経営者からすれば「できるだけ優秀な人材を」採用したい、
それも「できるだけ人件費は抑えたい」というのは、
考えざるを得ないところもあります。。
日本の学生は、中国やインドなどの学生が
どれほど優秀で、意識が高いかということをもっと知る必要があると思います。
既に雇用市場は、非常にグローバル化しているのです。
昔は日本企業は日本人を採用して、海外支社に送りこむということも
多かったでしょうが、これからは優秀な現地の人間を採用していく
(しかも、賃金は日本人よりも安い)
ということがもっともっと起こるでしょう。
自分たちの賃金水準が当たり前と思ってはいけないのです。
今の私たちが豊かな生活水準を保っていられるのは、
私たちが頑張ったからではなく、私たちの親世代、祖父祖母の世代が
本当に頑張って懸命に働いてきたからです。
最近「ビジョナリーカンパニー3」が出ました。
これは組織が衰退する5段階を説明したものです。
その第一段階は「慢心」。
つまり、今の成功を「当たり前」のものと思い始める、ということです。
今日本全体で、この衰退の段階を歩み始めてしまっている
気がしてなりません。戦後日本の経済成長を支えてきた先人たちへの
感謝や、その努力への敬意を忘れかけているのではないでしょうか。
今の日本の繁栄は決して「当たり前」のものではなく、
空から降ってきたものでもなく、私たちの親世代、祖父祖父母の世代が
努力によって積み上げてきてくれたものだということを、
私たちは忘れてはいけないと思います。
■今後について
学生さんと話をしていると、たまに「物質的にはもう十分豊かで、
これ以上何を求めて必死に仕事をしろというのか」という
本質的な問いをもらうことがあります。
それに対する今の私の考えは「幸せな世界の実現のために、
懸命に働こう。そうしたら絶対に楽しいし、充実感があるから」
というものです。
物質的な豊かさは大切なものですが、それだけを仕事の目的に
する必要はありません。精神的な豊かさもまた、仕事によって
生み出していくことは可能なのです。
9月 25th, 2010 at 22:03
深い記事ですね。思わず何かコメントしたくなりました。
特に最後の「幸せな世界の実現のために、懸命に働こう。」が響きました。
共にそういう世界を創りましょう(^ー^)
9月 26th, 2010 at 21:04
>加納さん
コメントありがとうございます!
>共にそういう世界を創りましょう(^ー^)
ホントですね!
頑張りましょう!
9月 28th, 2010 at 00:34
お久しぶりです。
難しい問題ですね。
企業は、コストを低く、優秀な人材が欲しいですもんね。
私ごとですが、良い結果がでております。
新人賞が取れそうです。また、ゆっくりお話させてください。
よろしくお願い致します。
9月 29th, 2010 at 17:17
>白木さん
新人賞!すごいね!
10/22は無理そうかな?
どっかでぜひお会いしましょう!
8月 23rd, 2011 at 18:18
石川さん
久しぶりのコメントです。そうですね 受験の結果は明らかになるので対策がとりやすいけど就職の面接はただ合否がわかるだけでフォローがあったほうが改善できるしいいなと思います。
たしかにインドや中国などの人材は優秀な人が多いですよね
8月 23rd, 2011 at 18:20
石川さん
久しぶりのコメントです。そうですね 受験の結果は明らかになるので対策がとりやすいけど就職の面接はただ合否がわかるだけでフォローがあったほうが改善できるしいいなと思います。
たしかにインドや中国などの人材は優秀な人が多いですよね