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パーソナルキャリアコーチ石川英明のブログ

パーソナルキャリアコーチ石川英明が、
キャリアの考察を軸に、気の向くままにテーマを選んで思考を深めていくブログです。

コーチングの範囲

category : コーチング

【コーチングの範囲】

◆先に行ってしまうのですけれど、個人的には先日書いた

 ティーチング :教える
 コーチング  :質問する
 カウンセリング:聴く

 というのは、ある側面では【自分をどこまで正しいとするか度】といった
 ところに、違いがありように思います。
 

◆どうしてそう言えるかというと。

 それは今日の主題の「質問する」コーチングということに入っていく
 んですけれど、

 質問するのは誰か。それはコーチが質問するんですね。
 コーチの意志で、コーチが大切思うところに対して質問する。
 確かに教えないけど、コーチの意志が厳然と
 【質問する】という行為に表されるわけです。

 確かにコーチと名乗っていても、ティーチング寄りな人もいれば、
 カウンセリング寄りな人もいて、
 カウンセリング寄りな人は、質問するって言っても、
 ほっとけば(クライアントが)自分で考え出しそうなことを、
 たまたまカウンセラー側が質問するというようなことも
 あったりすると思うんですが。

◆コーチは質問しますね。

 例えば、「転職すべきか、するべきでないか、悩んでるんです」
 そういうクライアントがいたときに、

 カウンセラーなら「はぁはぁ、そうですか、悩んでるんですね」
 と言ったりするかも知れません。何が正解かわからないけど、
 とにかくクライアントのことを理解しようとする。

 ティーチャーなら「転職というのは慎重に考えるべきで、
 転職のメリットとデメリットというのは・・・」
 と言ったりするかも知れません。一般的に正しいということを
 教えてあげる。

◆で、コーチは質問するんですけど、どんな質問でもできますね。

 「転職しようと思ったきっかけは何ですか?」

 「転職したらどんなメリットがありますか?」

 「転職するデメリットは何ですか?」

◆質問をしますね。
 質問に対する答えは一生懸命聴くでしょう。
 そこにはカウンセラーとしての能力が必要だと思います。

 ただ、やっぱりコーチは質問します。

 【ここに意識を向けてください】
 と明確に言葉で指示をしているわけです。

 なぜそれができるかというと、
 【ここに意識を向けるべきだ】
 とコーチは分かっている正しい存在だからです。

◆転職するメリットについて考えるべきか、
 デメリットについて考えるべきか、
 どの順番で考えるべきか、それを分かっていて質問するわけです。

 もしかりにそれを分かっていなくても
 質問という武器を持ってクライアントと対峙していることは
 忘れてはいけないでしょう。

◆時に、
 質問をしてそれについて考える、答えるのはクライアントだから、
 とにかくコーチは質問していれば、
 主体はクライアントだと誤解している人もいるように思います。

◆しかし、それはとんでもない話で、
 質問という【どこに意識を向けるべきか】という積極的行為は
 しているし、それに対するクライアントの返答に対しても、
 嬉しそうな顔をしたり、難しそうな顔をしたりするわけです。

 それも言葉で「そうするべきですね」と言っていなくても、
 人は何かを話して相手が笑顔なら肯定的フィードバックと
 当然とらえます。

◆だから、コーチングをしていても、
 コーチが自分の主体を消し去ることなどできなくて、
 むしろ自分という主体を活かしながら、
 どう相手のために役立つか、ということが大切になってくるの
 だと思います。

◆結局相手のために役立つということが大切なら、
 場面によってはティーチングがいいときもあるでしょうし、
 カウンセリングがいいときもあると思うのです。

 だからコーチは、社会一般の常識や正しさも持っているべきだし、
 カウンセラーのように、共感しながら聴くという力も
 もっているべきだと思います。

【今日の日記】

◆明けましておめでとうございます。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

【12/30】
◆夜は大学の友人が集まる忘年会へ行きました。
 1年ぶりに会う人が多くて、懐かしい感じです。

 最近は忘年会でしか会わない人もいますが、
 会えば変わらず”友達”で、飲めるってのは
 ほんとに幸せなことですね。

【12/31】
◆本棚の増強をしたりなんかしながら、
 ゆっくり過ごしていました。

【1/1】
◆自分と妻の実家にそれぞれ挨拶にいきました。
 そのスタイルがもう数年続いていますね。

 家族で集まって、健康に楽しく語らえるのは
 最高の贅沢の一つですね。

 自分の中での仕事始めは今日1/2からなんですが、
 この1週間はやっぱり忘年会や新年のご挨拶なんかで
 ゆっくりして、とても楽しく過ごせました。

◆苦労もいっぱいありますけれど、
 笑顔で過ごせる年末年始はやっぱり幸せです。

◆引き続き読んだ本は、

 「河合隼雄 カウンセリングを語る 下」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062563878/konsarushusho-22/

 人事や経営者、コーチ、研修講師、教師、教授、
 管理職、あらゆる人と関わることのある仕事をしている人に
 読んで欲しいと思ってしまうくらいです。

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2008/1/2(水) 18:31

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